読まなきゃ人生損するSF小説「銀河英雄伝説」を紹介してみる【おすすめ】

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個人的に一番好きなSF小説

僕が1番好きなSF小説田中芳樹先生の「銀河英雄伝説」です。

本編が10冊と番外編が4冊の計10冊が販売されています。

ライトノベル化、コミック化、アニメ化された作品なので知っている人も多いかと思うけど、
作品自体はかなり前に出版されたモノです。

SF小説はいつ読んでも全く古さを感じないのも魅力。

銀河英雄伝説の舞台は銀河系で銀河帝国のラインハルトと
自由惑星同盟ヤン・ウェンリーの2人を軸に描いたスペースオペラです。

とにかくスケールが大きいのと登場人物達が魅力的なので是非とも読んで欲しい作品です。

メインとなるのが銀河帝国自由惑星同盟の戦いなのだけど、
片方が敵、悪役といった役割を担うことがなくて、
両者の視点から描いている所がこの物語のリアリティだと言えます。

国同士の争いはどうしても自国と敵国と言った扱いになりがちですが、
実際は自分が所属する方が自国でありそれ以外が他国で正義というのは見る側によって異なる。

それを上手く描いているのがこの作品の深いところです。

銀河英雄伝説のキャラクターについて

銀河英雄伝説は登場するキャラクターが兎に角多い。

そして魅力的なキャラクターが非常に多いのがこの作品にはまってしまう理由。

2人の英雄ラインハルト、ヤン・ウェンリーは勿論として両国にカッコイイキャラクターが沢山出てきます。

個人的にイチオシはキルヒアイスで赤毛でノッポで
心穏やかな彼はラインハルトの幼馴染であり腹心の部下でもあります。

この2人の関係が本当に好きで微笑ましいやり取りに癒されたりします。

烈火で厳しいラインハルトが唯一心許せる存在です。

またヤン・ウェンリーは普段面倒くさがりで飄々としているのに
戦略を立てると天才的な能力を発揮するタイプで2人の頭脳戦が1番の魅力。

SF小説のココが魅力

SF小説というのはどちらかというとマニアックなジャンルといった位置づけで好き嫌いが分かれるけど、
最近はライトノベルの影響もあってとっつきやすくなりつつあると思います。

ライトノベルも異世界モノだったり、能力者が出てきたりと結構なんでもありの設定が多い。

そしてさらに突き詰めたモノがSF小説だと思う。

こちらの方が歴史としてはずっと長く怪奇小説、異世界小説といった言い方もあるけど、
全く別世界を描いた作品から近未来モノ、もしくはタイムスリップモノだったり地球外、
人外だったりと本当に何でもありな自由な世界観が魅力で、
またその分それらの世界にリアリティを持たせる為には作者の力量が問われるのがSF小説だということが出来ると思います。

まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。