脳の性質
反復に弱い
記憶を効率よく定着させるためには、何度も反復させることが大事です。
たとえば、英単語などを覚えようとするなら、頭の中で何度も繰り返し単語を唱えるようにします。
そうすることで、脳内に記憶が定着するというわけですね。
なので、自分自身の成功イメージを繰り返すことで、自信を付けることも可能です。
難しい仕事を任されたとしても、「自分自身には出来るはずだ」と何度も唱えればビクビクすることは無いと思います。
自信を持って仕事に挑むことが可能なので、成功の確率も高くなるはずです。
快楽を求める
脳の基本的な性質としては、常に快楽を求めるということです。
つまり、不快なことを避けて、楽しいことをしようとするわけです。
なので、自分自身が興味の無いことなどに対しては、面白いと感じることはありません。
一方、興味があることに対してなら、時間を忘れて熱中することが可能です。
このように、人間の脳は快楽が無いと十分に機能しないということです。
なので、何について気持ちが良いと感じるかが大事です。
あまりやりたくないことがあったとしても、「興味がある」考えることで脳を活発に働かせることが可能なと思います。
イメージに反応する
人は、頭の中のイメージに基づいて、反射的に行動するように出来ています。
たとえば、レモンを頭にイメージするだけで、口の中に唾液が大量に出てきます。
このように、明確なイメージが頭にあることで、自然とそれに向かって行動していくということです。
なので、ポジティブなイメージをすることで、いつでも前向きに生きることが可能なと思います。
実際、成功者の人を見てみると、ほとんどの人がポジティブな言葉を多用しています。
マイナスのことを考えることが無いので、頭の中のイメージが前向きなんです。
なので、自信を持って毎日を過ごすことが可能なということです。
脳を騙す方法
笑顔を作る
意識的に笑顔を作ることで、楽しい気持ちになることが可能です。
笑顔になることで、脳が楽しいと錯覚するからです。
楽しいから笑顔になるのではなくて、笑顔になるから楽しくなるわけです。
順序が逆なので、覚えておくようにしてください。
また、背筋を伸ばすことで、少しずつ自信を持てるようになります。
自信の無い人は、背中が曲がって猫背になっているわけです。
それだと気が滅入ってしまうだけなので、意識して背筋を伸ばすようにしましょう。
笑顔と姿勢を意識するだけで、精神的にもかなり楽になります。日頃から落ち込んでしまいがちな人は、試してみてください。
スポンサーリンク
自己暗示をかける
何か嫌なことがあった時は、無理に楽しいことをイメージしてみてください。
これは、嘘のイメージでも構いません。
宝くじが当たったイメージや芸能人になったイメージなど、現実からかけ離れた想像をしてみましょう。
こういった自分自身のテンションが上がることを考えれば、嫌な記憶を上書きすることが可能です。
嫌なことがあると、そればかり考えてしまってテンションが下がりますよね。なので、楽しいことを考えることで、意識をそらすのが有効と言えるわけです。
脳は繰り返し反復することで記憶として定着するので、楽しいイメージを繰り返すようにしましょう。
一人で落ち込んでいる時には、非常に有効な方法だといえます。
満腹中枢を刺激する
ダイエットをしている人は、よく噛んで食べるようにしましょう。
噛む回数を増やすことで、脳内の満腹中枢を刺激することが可能です。
普段よりも多く噛めば、脳が満腹だと錯覚するわけです。
なので、少ない量でも満足することが可能です。
また、食事の前に、チョコレートを一切れ食べるのもおススメです。
糖分を摂ることで血糖値が高くなるので、これも脳内の満腹中枢を刺激可能なわけです。
血糖値が高いとお腹が空きにくいなので、小腹が空いたときにも糖分を摂るのが良いと思います。
**鮮明にイメージする
自分自身の成功体験を、可能なだけ鮮明にイメージしましょう。
たとえば、プレゼンの前に「聴衆から拍手を受けている自分自身」をイメージしたり、「将来社長になっている自分自身」をイメージしたりします。
すると、それを実現するために脳が働くようになります。
「思考は現実化する」と言いますが、鮮明にイメージするほど成功の可能性は高くなると思います。
これは、プロのアスリートなども実践している方法です。
オリンピックや世界陸上などの映像を見てみると、スタートに立つ前に選手たちはゴールした後のイメージをしています。
こうすることで、脳がスムーズに体を動かしてくれるわけですね。とても簡単なことなので、常に自分自身の成功体験をイメージしてみてください。
小さな成功を繰り返す
何でも良いなので、小さな成功体験を繰り返しましょう。
たとえば、時間通りに起きれたことや約束を守ったなどということです。
ほんの些細なことで良いので、成功したという結果を集めるようにしてください。
脳は反復に弱いなので、成功を何度も繰り返すことで自信に繋げることが可能です。
自分自身に自信を持っていない人は、成功体験が少なすぎるわけです。
我々は、日常生活の中でいくつもの成功体験を繰り返しています。
しかし、ほとんどの人は、それに気づいていないわけです。
なので、些細なことも見逃さずに、成功体験として認識しましょう。
これを毎日続けることで、自分自身の性格も変わってくると思います。