冷静さを失ってしまう原因
疲れが溜まる
長時間労働などで疲れが溜まると、集中力が切れてしまって判断力が下がる恐れがあります。
冷静さを欠いてしまうので、小さなミスが増えてしまうわけです。
人為的なミスで大事故が起きたことなども多いなので、疲れを溜めこまないようにしましょう。
最近だと、ブラック企業などが社会問題となっていますが、仕事に追われて冷静さを失っている人が多いです。
なので、辞めるという選択肢が思いつかずに、過労死まで追い詰められてしまうことが少なくありません。
なので、ちゃんと体をリフレッシュさせて、疲れを回復させる必要があると思います。
**予想外の事態が起きる
予想していなかったアクシデントなどが起きると、パニック状態に陥ってしまうことがあります。
あらかじめ準備をしていれば対応可能ですが、そうでなければ何をすれば良いのか分からなくなるからです。
これは、自然災害や事故などが良い例だと思います。
東日本大震災が起きた時には、みんながパニックになりました。
津波がやってきたときに、逃げ遅れた人もかなり多いです。
また、急に交通事故に巻き込まれた時などには、気が動転してしまう人が少なくありません。
人生は何が起きるか分かりませんから、いろいろな事態を想定しておく必要があると思います。
イライラする
嫌なことがあって頭に血が上っていると、興奮状態になってしまいます。
なので、辛辣な暴言を吐いてしまったり、暴力を振るってしまう人がいます。
冷静に物事を判断できなくなるので、自分自身の感情のままに行動してしまうわけです。
怒りにまかせて、自暴自棄になってしまったことがある人は多いと思います。
スポーツの世界などでは、イライラして反則行為をしてしまう選手が多いです。
通常ではありえない行動をしてしまうことがあるので、注意しなくてはいけません。
冷静さを保つ方法
飲食をする
何かを口に入れることで、冷静さを取り戻せることがあります。
たとえば、ガムを噛むことで集中力がアップすると言われますが、噛むという動作によって余計な雑念を払うことが可能なわけです。
特に、冷静になるためには、辛いものや苦いものなどの刺激物が有効です。
なので、キムチや唐辛子、青汁などを口に入れると良いと思います。
舌が痺れるほどの刺激を与えることで、気持ちを切り替えることが可能なはずです。
大きな声を出す
イライラなどのうっぷんが溜まっているなら、大声を出すことで怒りを発散させることが可能です。
カラオケなどで力いっぱい歌うことで、気分がスッキリします。
声を出せる場所は限られていますが、かなり有効な方法だと言えると思います。
ただ、声を出せる場所へ移動するだけでも、冷静さを取り戻すのに有効です。
移動している間に気持ちを整理することができ、そして声を出すことで全てを発散することが可能です。
なので、声を出せる場所が近くに無くても、時間をかけて移動することが大事です。
客観的に説明してみる
予定外のトラブルが起きた時などは、パニックになって冷静に考えられなくなってしまいます。
何が起きているのかさえ把握できていないことが多いので、客観的な視点を持つことが大事です。
なのでに、状況を自分自身に対して説明してみましょう。
たとえば、以下のようになります。
プレゼンの準備をしていたら、プロジェクターが動作しない
紙の資料を用意していないので、参加者が資料を見れない
あと30分で、プレゼンが始まってしまう
このように、無関係の第三者の視点から、自分自身に対して状況を説明するわけです。
そうすれば、何が起きているのかを把握することが可能です。
この状態だったら、「新しいプロジェクターを用意する」とか「紙の資料を印刷する」といった対策が可能なと思います。
パニックになっているだけだと、何も対処法が思いつきません。
無駄に時間だけが過ぎて行ってしまうので、冷静になるためにも客観性を意識してください。
自分自身を小さな存在だと思う
パニックになって冷静さを失っていると感じたら、自分自身を小さな存在だと思うようにしましょう。
たとえば、空を見上げて「この空に比べたら、自分自身はちっぽけな存在だ」と考えるわけです。
そうすれば、自分自身を客観的に見ることができ、物事を冷静に見つめることが可能なと思います。
このやり方はたくさんあって、宇宙について考えたり、自分自身を虫だと考えたりなど、色々な考え方が可能なと思います。
大事なことは、一歩引いた状態から自分自身を客観的に見るということです。
これができれば、いつでも冷静に判断することが可能なと思います。
距離を置いてみる
仕事に追われたり、友達とケンカしたり、冷静さを失う状況に遭遇することがあると思います。
そのような時には、物理的にその場から離れてしまうことが有効です。
その場から離れることで、気持ちを切り替えて冷静に考えることが可能です。
「外に出て頭を冷やせ」とか「顔を洗え」といったアドバイスは、昔からあります。
これらは有効な手段なので、パニック状態になったら気分転換のために外に出るようにしましょう。
少し時間を空けることができれば、フラットな状態で考え直すことが可能です。
開き直ってみる
パニックになった時には、落ち着こうとすると余計に冷静さを失ってしまいます。
なので、逆に開き直ってみるのも手段の一つです。
例をあげると、商談中に相手が何を言っているのか分からなくなったら、「すいません。状況が呑み込めないのですが。」と正直に話してみるわけです。
そうすれば、分かりやすく説明してくれるかもしれません。
そのまま話が進んでしまうと、余計に分からなくなります。
なので、早めに申告して、詳しく説明を受けるのが良いと思います。
考えるための時間をもらったり、状況に合わせて対応してみてください。