粘着質な人の特徴
・自分自身さえ良ければそれでいい
粘着質な人は、自分自身のルール、価値観がすべてだと思っています。そして自分自身さえ良ければいいと思っているんです。
なので他人が困っている姿や焦っている姿、失敗した姿を見て楽しみたいと思うのです。
普通の感覚からすれば、困っている人を助けるのは当たり前ですし、失敗してしまった人を励ますのが当たり前です。
でも、そういうシーンを見るだけで不機嫌になるんですね。自分自身が楽しくないからです。
他人のことを自分自身のおもちゃだとでも思っているのと思います。
・人の意見は聞かない
ここまで読めばわかると思いますが、粘着質な人は、他人の意見を絶対に聞き入れることはありません。
どんなに他人の意見が正論だと思ったとしても、自分自身の意見を貫こうとするんですね。そして自分自身の意見が絶対に正しいと正当化し、行動もさらに激化します。
つまり「自分自身の意見の方が正しい、なのでまわりにわからせなきゃいけない」という思考からさらに激しい行動をします。
他人をいじめる人に共通しているのが、この粘着質的な思考と思います。
粘着質な人の対処法
では、粘着質な人との付き合い方について説明していきます。
・ 人との距離をあける
粘着質な人は人との距離感が近いことが多いのです。
あなたの距離感はどうですか。親しくなった友人にしつこくしていませんか。
忙しい相手に対して連絡をしたりしていないか考えてみましょう。
また、パートナーに対して粘着質な態度をしていないかも考えます。
束縛したり相手のブラベートな部分に入り込んで嫌な顔をされていないか確かめましょう。
もし、心当たりがあるならば、少し距離を置くのです。
・相手の言っていることを真に受けない
粘着質な人が言ってくることは、そのほとんどが理論的ではありません。感情的だったり、理不尽だったりするものです。
相手はあなたにひどいことを言うことで、あなたが苦しんでいる姿を見れると思っているんです。苦しんでいる姿を見たいから言ってくるんです。
なのでこそ、相手の言っていることは真に受けないようにしましょう。聞き流せばいいということですね。
私は粘着質な人から言われたことを聞き流すことができるようになったことで、だいぶ生きやすくなりました。粘着質な人の攻撃を真に受けてしまう真面目な方ほど辛くなると思いますので気をつけましょう。
・何を言われても余裕ですというスタイルを貫く
粘着質な人は、人が苦しんでいる姿や困っている姿を見るのが好きです。なのでこそ何を言われても「余裕です」という表情、言動、姿勢を貫くと効果的です。
私はこの方法をするようになってから、粘着質な人からの攻撃を受けにくくなりました。というのも相手は面白くないからです。
もちろんその態度が気に入らなくてさらなる攻撃をされることもあると思います。でも屈してはダメです。それでは相手の思うツボなのでです。
ただし、あなたがいじめられているのであれば、話は別です。耐えることがすべてではありません。余裕の表情だっていつか崩れますから。
なのでこそ、勇気を持って先生、親に相談しましょう。粘着質な人にずっといじめられているということをちゃんとはっきりと言いましょう。
・最後は逃げてもOK
最終手段は粘着質な人から逃げることです。
結局のところ、粘着質な人を普通の人に変えることはできません。どんなに偉い人がその人に教えたとしても、粘着質な人が変わろうとしない限り変わらないんです。
なので最後まで戦う必要なんてありません。だって理屈が通用しないんなので。そんな人を変えようとしても時間の無駄なのです。
なので、限界が来る前にさっさと逃げましょう。職場であれば異動願いを出すこともできるはずですし、転職することもできるはずです。学校であれば転校することもできるはずですし、休学という方法もあると思います。
逃げちゃダメなんてことはありません。自分自身以外の人間の性格は絶対に変えることができないんなので、悩んでいる時間がもったいないです。良い人間関係を築ける人と付き合いましょう。