『記憶力』をアップさせる方法11選!【脳を鍛える、勉強、運動、受験、資格、習慣】

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記憶力に関する誤解

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年を取ると忘れっぽくなると、一般的に言われます。

実際に、自分自身の記憶力が落ちていると、感じている人も少なくないかもしれません。

しかし、最新の研究においては、年齢を重ねても記憶力は落ちないことが分かっています。

実は、筋肉や骨、臓器などは老化しますが、脳に関しては老化が極端に少ないわけです。

脳内の神経細胞は数%しか使われていないので、少し老化しても何の影響もありません。

なので、年を取ったとしても、記憶力が落ちるわけではないということです。

どうして、忘れっぽくなると感じるのかといえば、大人と子供の時間間隔の違いによるものだと言われています。

たとえば、大人にとっての半年は最近ですが、子供にとっての半年は大昔に感じると思います。

なので、半年前のことを忘れたとすると、大人と子供で反応が変わってしまうわけです。

子供は大昔なので忘れて当然と思いますが、大人は「最近のことなのに忘れてしまった!」と焦ってしまいます。

人の名前を忘れやすくなるのも、子供よりも大人の方が友好関係が広いからです。

出会う人が多くなるほど、名前を忘れる可能性も高くなると思います。

年齢による脳の老化は少ないので、何歳からでも記憶力を伸ばすことが可能です。

人はどうして忘れるのか?

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そもそも、どうして人は忘れてしまうのと思いますか?

これは、脳のメカニズムが関係しています。

もしも、脳に忘れる機能が無かったら、頭の中に色々な情報があふれてしまいます。

すると、パニックになってしまって、目の前のことが手に付かなくなるわけです。

また、何か嫌なことがあると、いつまでもストレスを感じることにもなります。

このように、忘れるという機能は、人間にとってなくてはならないわけです。

ある心理学者が導き出した『エビングハウス忘却曲線』というものがあります。

これは、人間がどのように物事を忘れるのかを導き出した曲線です。


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Ebbinghaus

20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。
1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。
1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を保持していた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を保持していた。

引用:忘却曲線


これによると、たった1時間で半分以上を忘れてしまうことになります。

1カ月もたってしまえば、2割程度しか記憶が残っていないということですね。

人間の脳は忘れやすいように作られているので、記憶力がなくても落ち込む必要はありません。

以下で説明する方法を実践すれば、記憶力を伸ばすことは難しくないと思います。

記憶力をアップさせる方法

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十分な睡眠をとる

記憶は、睡眠中に脳に定着すると言われています。

睡眠中の脳内では、必要な情報を取捨選択をしています。

そして、必要と思われる情報を記憶の中に定着させるわけです。

これを「レミセンス効果」といいます。

なので、どれだけ勉強をしても、睡眠不足であれば記憶可能な量が圧倒的に少なくなります。

試験前に徹夜で勉強をしても、あまり効果は得られませんから気を付けるようにしてください。

必要な睡眠時間は個人差がありますが、6~8時間くらいは必要と思います。

特に、22時~2時の間が、最も記憶に定着しやすい時間となります。

成長ホルモンが活発に分泌される時間帯なので、記憶の定着度が高いわけです。

なので、その時間に睡眠をとることで、覚えやすくなると思います。



脳を意識的に使う

脳を意識的に活用しないと、どんどん衰えてしまいます。これは、筋肉と同じです。

なので、日頃から脳を積極的に活用するようにしてください。脳に刺激を送ることで、記憶を促進することが可能です。

刺激に関しては、「空間的刺激」と「感情的刺激」の2つがあります。

空間的刺激とは、空間を移動することによる刺激です。

たとえば、いつもと違う場所で勉強したり、歩きながら覚えることで記憶しやすくなります。

記憶を司るのは脳の海馬という器官ですが、移動することによって刺激されます。

なので、煮詰まって学習効率が悪いと感じたのなら、場所を変えてみると良いと思います。

一方、感情的刺激とは、怒りや悲しみなどの喜怒哀楽による刺激のことです。

たとえば、腹が立ったことや悲しかったこと、楽しかったことは、いつまでも記憶に残っています。

このように、感情が動くと記憶に残りやすいわけです。

これは、海馬の近くにある偏桃体という器官が刺激されることで、海馬を刺激してくれるからです。

なので、感情が動いた出来事と結び付ければ、覚えやすくなるはずです。

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日記を書く

日記を毎日書く習慣を付けておくと、日常的に思い出す訓練をすることが可能です。

毎日のちょっとした出来事を記憶するようになるので、脳が記憶しやすい状態を作れるわけです。

なので、少しでも良いから、毎日日記をつけるようにしましょう。

初めのうちは、思い出すのに苦労するかもしれません。

しかし、続けているとスムーズに思い出せるようになるはずです。

これは、脳が活性化して機能がアップしているからです。

すると、勉強もはかどりやすくなるので覚えておいてください。

軽い運動をする

ジョギングやウォーキングなどをすると、脳に酸素が大量に送られていきます。

脳は、酸欠になると機能が大幅に低下してしまいます。

なので、勉強前に軽い運動をすることで、記憶しやすい状態を作ることが可能なわけです。

また、体を動かすことで全身の血行が良くなるので、気持ちがスッキリするはずです。

なので、快適な環境の中で勉強をすることができ、効率が飛躍的にアップします。

これは、先述した「空間的刺激」を与えることにもなります。

外に出て運動すれば海馬が活発になり記憶力が高まりやすいです。

脳と運動は密接に関係していますから、日頃から体を動かすようにしましょう。

何度も繰り返す

先述した『エビングハウス忘却曲線』で説明した通り、人は時間とともに記憶が無くなってしまいます。

せっかく時間を割いて勉強をしても、次の日には大部分を忘れてしまっているわけです。

なので、記憶を定着させるためには、何度も反復することが大事です。

エビングハウス忘却曲線によると、1日後には26%しか覚えていないという結果になっています。

しかし、忘れた部分を次の日に復習すれば、翌日には45%を覚えていることになります。

その後も復習を繰り返すことで、記憶の定着度が上がっていくわけです。

1度で覚えることは不可能なので、覚えるまで何度でも繰り返すことをやってみてください。

寝る前に勉強をする

「人間の記憶は寝ている間に定着する」ということは、すでに説明済みですよね。レミセンス効果によって情報の選別が行われるので、必要な情報が記憶として残るようになるわけです。

なので、暗記物の勉強をするのであれば、寝る前にやるのがおススメだといえます。

寝る直前に勉強をしておくことで、睡眠中に記憶に定着しやすいです。参考書を軽く眺めるだけでも、十分に効果があります。

なので、その日の勉強をおさらいしてから、布団に入るようにしましょう。


一貫性のある情報をインプットする

脳内に記憶として残すためには、情報の一貫性が大事です。相互に矛盾していたり、ジャンルの違う情報同士だと、覚えにくくなってしまいます。

たとえば、英単語を覚えるのであれば、果物や動物、スポーツなど、ジャンルごとに勉強をしていったほうが良いと思います。

色々な情報をごちゃ混ぜにしてしまうと、脳が混乱してしまうわけです。

また、授業の内容を覚えるときにも、全体像を理解してから細かな点を覚えるようにしてください。

全体の流れを知っておくことで一貫性が保たれるので、脳内で情報が整理しやすくなります。



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誰かに教える

自分自身が勉強した内容を、誰かに教えてみてください。

そうすることで、情報のアウトプットになりますから、記憶が定着しやすいです。

自信が無かったとしても、先生になったつもりで説明してみましょう。

誰かに教えるためには、分かりやすく情報をかみ砕く必要があります。

なので、自分自身の中で復習することになるんです。

そして、自分自身が理解できていない個所を知ることが可能ですし、脳に強烈に印象づけることが可能なわけです。

インプットだけだと効果が薄いので、積極的にアウトプットも意識してみてください。

全身を使って学習する

参考書などの内容を、自分自身の声に出して読んでみましょう。

人間の脳は、耳から入った情報を優先的に定着させる傾向があります。


なので、自分自身の声に出すことで、耳からインプットをすることが可能なわけですね。

また、口を動かすことで脳を活性化可能なので、覚えやすい状況を作ることも可能です。

なので、何度も反復して声に出して読んでみましょう。それだけで、記憶に残る量が変わってくるはずです。

さらに、手や足を動かすこともおススメです。

部屋の中をグルグル動き回りながら本を読んだり、身振り手振りのジェスチャーを使って学習してみてください。

こういった方法でも脳が活性化するので、学習効率を高めることが可能なと思います。

意欲的に勉強をする

効率良く記憶するためには、意欲的に学習する必要があります。

モチベーションがあるのと無いのとでは、成果が全く違ってくるわけです。

もちろん、モチベーションが高い状態で勉強する方が、圧倒的に記憶に定着しやすいと思います。

なのでに、やる気が上がる方法を知っておくようにしてください。

たとえば、目標設定をしたり、ご褒美を用意したり、ライバルを見つけるなどということです。

人は楽しかったりワクワクすると、脳内でドーパミンという物質が分泌されます。

すると、やる気や記憶力、学習力などのアップにつながるわけです。

なので、自分自身が楽しいと思えるような工夫をしてみてください。


記憶力にはDHAEPAが効果的

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青魚に多く含まれるDHAEPAには、記憶力の維持や向上が期待可能なと言われています。

なので、最近、物忘れがあると感じる人は、青魚を積極的に食べることをおススメします。

ただ、最近は食生活の欧米化で肉中心の食事をしている人が多いです。

魚を食べることが少ない人も増えているので、慢性的にDHAEPAが不足していたりします。

そのようなときには、サプリメントを摂ることをおススメします。

サプリなら効率的に栄養補給が可能ですし、魚が苦手な人でも問題ありません。

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