早起き生活のメリット
「朝早くに起きるのはよいこと」とよく聞きますが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか
仕事と家庭を両立しているワーキングママに、早起き生活をおススメする理由を説明します。
家族の時間がとりやすい
家族みんなで朝早く起きれば、その分家族と一緒に過ごす時間が多くなります。
特に、共働き家庭のとき、夫婦のどちらかが残業で帰る時間が遅くなったり、子どもが塾や習い事に行ったりなど、家族全員で夕食を囲む機会は少なくなりやすいです。
家族で会話する時間を増やすためには、「朝の時間」を使うのがおススメです。
最近あったことを話したり、週末の予定を立てたりすれば、楽しい気分で1日を迎えられ、家族のきずなも強くなります。
すれ違いの日々で見過ごしそうになっていた、子どもの変化や成長に気づく機会も増えるかもしれません。
自分自身の時間もとりやすい
朝早くに起きると、「自分自身の時間をとりやすくなる」というメリットもあります。
帰宅後は洗濯や夕食作りなどの家事に追われ、「自由な時間がない」という人は多いのでは。1人の時間が確保できない日が続くと、ストレスがたまりやすくなってしまいます。
早起きをすれば、録画をしたドラマを見たり、読書をしたり、ネットショッピングをしたりなど、1人でゆっくり楽しめる時間を増やすことが可能です。
普段、家族と家事が優先になっている人ほど、朝の時間を有効活用して、リラックス可能な時間を過ごしましょう。
挫折してしまう原因
「今日こそは早く起きよう!」と思いつつ、どうしても眠気に勝てずに二度寝をしてしまったり、何となくやる気が出ず、起きられなかったりすることもあるのではないでしょうか
早起きに挫折してしまう原因を知って、目覚めがよくなる環境を作っていきましょう。
夜にやることが多い
家事や育児など、夜にやることが多いとき、早起きが難しくなります。
洗濯や食器洗い、掃除を済ませて「やっと家事が終わった」と思っても、その後に子どもが寝付かなかったり、夜泣きをしたりするときもあります。
そうなると自身が十分な睡眠を確保できず、朝ギリギリの時間まで眠ってしまいやすくなります。
そんなときは思い切って、「家事は朝にこなす」方法に変更してみましょう。
夜にやることを減らすことで、早く寝る習慣が身に付きやすくなります。
計画に無理がある
最初は早起きできたけど、続かなかったというときは、早起きの時間設定が厳しすぎるのかもしれません。
朝にいろいろなことをしたいからといって、あまりに早すぎる時間に起きようと計画しても、続かないときがあります。
家族団らんの時間に加えて、趣味の時間、仕事のメールチェックなど、複数の予定を詰め込みすぎて、起きる時間を早く設定しすぎているのかもしれません。
「あれもしたい」「これもしたい」と無理なスケジュールを計画するのではなく、優先させたいことを二つほどピックアップするようにしてみてください。
身支度や料理などは、なるべく短時間で済ませる工夫をすることで、起きる時間を少し遅く可能なかもしれません。
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早起きのコツ
「朝が得意じゃない」「早く起きる気力がないし、面倒」とあきらめていませんか?朝早く起きるために必要なのは、気力だけではありません。
コツさえつかめば、早起き可能な習慣が身に付きます。
早起き生活を送る上で大事な、三つのポイントをチェックしていきましょう。
目的を明確にする
まずは、「どうして早く起きるのか」という目的を明確にしましょう。
朝に目覚ましが鳴ったとき、「どうしてこんなに早く起きなきゃいけないの?」「起きたくない」というマイナスな気分になると、起きられなくなってしまいます。
「早く起きると、どんなよいことが待っているのか」を設定することで、「早く起きられたから○○可能な!」とポジティブな気分になり、起きやすくなるのです。
「録画したドラマを見よう」「新しく買ったコーヒーを飲もう」と、朝に可能な楽しいことを設定し、それを早起きの目的にしてみてください。
気持ちよく目覚めるために、目覚まし時計やスマホなどの近くに「朝に可能なことリスト」のメモ書きを置いておくのもおススメです。
朝日を浴びるなどの刺激を入れる
早く目覚めたものの「まだ眠い」というときは、カーテンを開けて朝日を浴びるなどの刺激を入れてみてください。
明るい朝日を浴びることで、スッキリとした気分になり、目覚めやすくなります。
明るい音楽を流せば、自然にテンションが上がるはず。
自分自身で「さあ、○○しよう」と大きな声を出して活を入れるという方法もあります。
起きた後は、コーヒーや紅茶を飲んだり、シャワーを浴びたりすれば、スムーズに朝の活動に入れるはずです。
目や耳や体に刺激を与えて、活動モードに導くことが大事です。
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休みの日にだらだら寝ない
「休みの日に寝すぎてしまう」という人は多いですが、早起き生活を続けたいのなら、休みの日も平日と同じ時間帯に起きるようにしてみてください。
毎日の睡眠時間を整えることは、早起きの習慣が崩れないようにするために大事です。
休日に寝すぎてしまうと、そのせいで夜に眠れなくなり、平日の朝に起きられなくなってしまいます。
とはいえ、「休日ぐらいゆっくりしたい」という人も多いと思います。
どうしても眠りたいときは、就寝時間を早くしたり、短時間だけ昼寝をしたりして、早起きのリズムが崩れないように調節するのがポイントです。
習慣化するためのポイント
一度早起きができたとしても、それを継続するのはなかなか難しいことです。
しかし、ポイントさえ押さえれば早く起きる生活を継続可能です。
最後に、早起きを習慣化するための心がけをチェックしていきましょう。
長いスパンで考える
「頑張りすぎアラフォー」がストレスに殺されないために可能なこと・その2
朝早く起きる生活は、長いスパンで行われるものと考えてください。
早く起きられない日があると、「もうだめだ」「失敗だ」と思ってしまう人は少なくありません。
しかし、最初から「長いスパンで行われるもの」と意識しておけば、「全体を見て、7割ぐらいできていたらOK」と心に余裕が生まれます。
もちろん、「絶対毎日早起きするぞ!」とストイックに目標を立てるのもよいことです。
「うまくいく日もあれば、うまくいかない日もある」と、目標をある程度ゆるく設定することで、挫折を防げます。
成功体験を積み重ねる
「早起きしたおかげで、できたこと」に目を向けると、モチベーションが上がっていきます。
例をあげると、朝に読書をしているなら「今日は○○ページまで読み進めた」とページ数を数えたり、運動をしているなら「ここ数週間でこんなに痩せた」と体形をチェックしたりしてみましょう。
成功体験が積み重なることで、「明日も早起きしよう」と前向きな気分になれます。
また、早く起きられなかったときに「またできなかった」と反省するのではなく、早起きできたときに「またできた!私ってえらい!」と自分自身を褒めてあげるのも大事です。
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十分な睡眠時間を確保する
眠れないあなたに…睡眠の質を高める3つの習慣
毎日を健康に過ごすためには、十分な睡眠時間が必要です。早起きをしたいからといって、睡眠時間を削ることは避けてください。
就寝時間が短いと、いつまでも疲れがとれないどころか、気持ちが不安定になったりミスが増えたりするなど、いろいろな問題が出てくる可能性があります。
睡眠時間を増やすためには、家族に家事を手伝ってもらう、あるいは「手を抜くところは手を抜く」という心がけも大事です。
また、眠る直前はスマホを見ない、体をちゃんと温めるなど、眠りやすい環境作りもしてみてください。
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