- Macの「バッテリーの交換修理」
- Macのバッテリー交換って自分自身で可能?
- Macのバッテリーを自分自身で交換する場合のメリット
- Macのバッテリーを自分自身で交換する場合のデメリット
- Macのバッテリーを自分自身で交換する場合の下用意
- Macのバッテリーを自分自身で交換する方法
- Macのバッテリーを自分自身で交換する場合
- バッテリー交換自作と公式比較一覧
- Apple 正規サービスでのバッテリーサービス費用は?
Macの「バッテリーの交換修理」
ノートパソコンを長年利用していると、どうしても消耗されていってしまうのが「バッテリー」です。
Macパソコンも、使えば使うほどバッテリーは消耗していきます。
そして、バッテリーが限界を迎えるとMacには「バッテリーの交換修理」と、バッテリーの交換を指示する表示がでてきます。
こうなると、バッテリーの交換を速やかにやらなければいけないのと思いますか?
今回の記事では、Macのバッテリー交換についての情報をお伝えします。
バッテリー交換は、業者に依頼するほかないのと思いますか?また、自分自身でやるとしたらどのような手順でおこなうのか。それらを説明していきます。
バッテリーの状態を詳しく調べる方法
Macのバッテリー交換の前に、まず最初はバッテリーの状態を詳しくしらべてみましょう。Macのシステムレポートから、バッテリーの状態をチェックすることが可能です。
手順は以下のとおりです、チェックしましょう。
システムレポートからバッテリーの状態を調べる
Macのバッテリー交換の前に、バッテリーの状態をチェックする方法をチェックしていきましょう。まず、上のアップルメニュー(アップルマーク)を押して開きます。
その中に、「このMacについて」という項目があるはずですので、それを押して開きます。
このMacについてを選びましたか?そうすると、このようなウィンドウが表示されるかと思います。
ここで、MacのOSチェックなどをおこなうことが可能です。概要の下に、「システムレポート」というボタンが表示されています。このボタンを、クリックで開きましょう。
システムレポートをクリックすると、このようなウィンドウが表示されます。ここで、自分自身のMacについての情報がチェック可能です。
バッテリー以外にも、Macの機能に関するさまざまな情報・ステータスがチェック可能です。
バッテリーについての情報は、「電源」の箇所からチェックすることが可能です。状態情報のところに「正常」とあれば、まだバッテリー交換の必要はありません。
ここに、「バッテリーの交換修理」などの表示がでていると、それは何かしらの対処をする必要があります。
「バッテリーの交換修理」が表示された場合の対処法
では、バッテリーの状態が正常でなく、バッテリー交換が必要という表示がでたときはどのような対処法をとればいいのと思いますか?
バッテリー交換の前に可能なことを、まず最初は説明していきます。状況次第では、バッテリー交換をしなくてもいい場合があります。チェックしていきましょう。
バッテリーのステータスをチェック
バッテリー交換の前に、まず最初はバッテリーのステータスをチェックします。
バッテリーの充電回数などをチェックすることで、バッテリーが本当に限界かどうかを判断することも可能なと思います。
バッテリーのステータスのチェック手順
バッテリーのステータスチェックは、先ほどと同じ手順でおこないます。アップルメニューからこのMacについ手を選び、システムレポートを開きます。
電源のところのバッテリーをみると、そこにさまざまな情報がのっているかと思います。
ここで、完全充電時の容量を見てください。モデルによって異なりますが、劣化していると容量が少なくなっているかと思います。もし大きく容量が減っていない場合、「極端な温度差」によってバッテリー交換の表示がでてしまっている可能性があります。
その場合は、バッテリー交換をしなくても対処が可能です。
電源を切って放置し再起動
バッテリー交換の表示が、バッテリーの劣化によるものでなかった場合はまず「電源を切って放置」してみましょう。
先ほども述べたとおり、急激にMacパソコンのバッテリー温度が高くなってしまったことが原因の可能性があります。
その場合は、温度が安定するまで電源を切りましょう。温度が低くなったら、もう1回電源をつけてバッテリーのステータスをチェックしてみてください。
「正常」に戻っていれば、バッテリー交換はまだしなくても大丈夫と思います。しかし、頻繁になるようであればバッテリーを交換する必要もあるかもしれません。
ダメな場合はSMCリセット
再起動でだめだった場合は、「SMCリセット」をかけてみましょう。
SMCとは、Macの「システム管理コントローラー」のことをいい、これをリセットすることでバッテリー交換の表示がなくなる可能性があります。
Macパソコンがバッテリー以外でも不調な時は、試してみるといいかもしれません。
手順は以下のとおりです。チェックしましょう。
それでもダメならバッテリーの交換
これらの方法で駄目なら、バッテリーの交換をする必要があります。バッテリーの劣化は、交換するほかありません。そのまま放置してしまうと、Macパソコンが使えなくなってしまいます。
次の項目からは、バッテリー交換についての情報をさらに詳しく説明していきます。バッテリー交換をする必要がある人は、チェックしていきましょう。
Macのバッテリー交換って自分自身で可能?
上記の方法で駄目なら、あとはもうバッテリー交換の支持に従い、バッテリーの交換をおこなうしかありません。
多くの方が業者への依頼を考えるかと思いますが、公式に修理を依頼すると予想以上に修理費が高くなるということもあります。
バッテリー交換は自分自身ではできないのと思いますか?
バッテリー交換は簡単に可能
バッテリー交換は、自分自身でおこなうのは難しいだろうと多くの方が考えるかと思います。
しかしそれは間違いで、バッテリー交換はバッテリーや道具を用意すれば、自分自身でも簡単におこなうことが可能なのです。
メリットもあればデメリットもある
気を付ける点などに気をつけさえすれば、自分自身で簡単にバッテリー交換が可能な上に、費用も安くなります。お金をあまりかけたくない、パソコンを数日間もの間業者に預けたくないという人は自分自身で交換するのがおススメ!
けれど、自分自身での交換はデメリットが多そうだ・・・と思う方も多いと思います。動作不具合などを心配する方もいると思います。次は、自分自身でバッテリー交換をおこなうことのメリット・デメリットをチェックしていきます。
Macのバッテリーを自分自身で交換する場合のメリット
Macのバッテリーを自分自身で交換する一番のメリットはなんと言っても「費用の安さ」です。自分自身でバッテリー交換をおこなうと、業者に頼む半額以下で交換が可能です。業者に頼む場合のバッテリー交換の費用はのちほど詳しく解説します。
また、自分自身で交換することで「業者にもっていく(送る)」「業者の作業をまつ」「業者から届くのをまつ」といった過程もすべて省略することが可能です。業者に頼むとなると、数日はパソコンを手放さないといけなくなることもしばしば。
慣れればバッテリーの交換は数分程度で終わるので、パソコンを手放すわけにはいかない!という忙しい人は自分自身で交換するのがおススメ。メリットも多いです。
Macのバッテリーを自分自身で交換する場合のデメリット
案外デメリットよりもメリットの方が多い自分自身でのバッテリー交換ですが、考えられるデメリットは2つ存在します。
まずひとつめのデメリットは、「不具合が起こる可能性はある」ということ。
手順通りにおこなえば、ほぼ不具合はないものの絶対に大丈夫ということはありません。
自分自身でのバッテリー交換は自己責任にもなりますし、このデメリットをよく考えて交換をする必要があると思います。
また、買ったバッテリーが不良品の場合があるというデメリットもあります。この場合も自己責任となるので、なるべく信頼可能な業者からバッテリーを購入しましょう。これらのデメリットをよく考えて、バッテリー交換をおこなってくださいね。
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Macのバッテリーを自分自身で交換する場合の下用意
それでは、実ときに自分自身でMacのバッテリー交換をおこなう下用意をはじめていきましょう。バッテリー交換の前に、まず自分自身のMacのモデルのチェックやバッテリー購入をしなければなりません。
以下のことをよくチェックし、バッテリー交換をおこなっていきましょう。
Macのモデルを識別する
Macのバッテリーは、モデルによって違います。なので、自分自身の所持しているMacのモデルをチェックする必要があります。確実なチェック方法は、まず「このMacについて」を開き、サポートタブを押します。
サポートタブを開くと、「技術仕様」という項目があるはずです。これを押してMacのサポートページに飛んでください。ネット環境のある場でおこなう必要があります。
技術仕様をクリックすると、そのMacモデルの該当するサポートページに移動します。ここで、正確に自分自身のMacモデルをチェックすることが可能なと思います。
Amazonでなど商品検索、購入する
自分自身の所持しているMacモデルのチェックが終わったら、次はバッテリーの購入です。一番簡単なのは、Amazon等のネットショッピングでバッテリーを購入することです。
この時、口コミなどのチェックもおこないましょう。中には、バッテリー交換のために買ったけどまともに動作しなかったなどの悪評もあります。
信頼できそうな業者を選びましょう。
工具を用意する
バッテリーの購入もすませ、さあいよいよバッテリー交換という時。ドライバーなどの工具が必要になりますが、普通のドライバーでバッテリー交換は可能なのと思いますか?
必要になる工具をチェックしていきましょう。
必要な工具は?
Macパソコンのバッテリー交換は、普通のドライバーでは不可能です。ネジの形が星型になっており、普通のプラス・マイナスドライバーでは取り外しができないのです。
また、外蓋のネジ、内側のネジでネジの種類が異なるため、専用のドライバーを2本は購入する必要があります。替えのきかないネジなので、通常のドライバーで無理にあけようとせず、専用のドライバーを購入することをおススメします。
Macのバッテリーを自分自身で交換する方法
下用意や必要な工具をそらえたら、いよいよバッテリー交換です。Macのバッテリー交換は、手順どおりにやれば基本的に数分で終わりますし、不具合もそうそう起こりません。
ちゃんとと手順をチェックして、スムーズにバッテリー交換をおこなっていきましょう。
Macのバッテリーを自分自身で交換する手順
それでは、バッテリー交換の手順を順にチェックしていきます。まず最初はネジをはずしていく作業からです。
本体背面のネジを外す
まず最初はMac本体をひっくり返して、裏の背面のネジを外しましょう。特殊ドライバーを使用して、裏の面をささえているネジをそれぞれ外していきます。
無事にネジを取り外すと、蓋をあけることができ内部を見れるようになります。
背面パネルを取り外す
背面パネルを取り外して、内部をチェックします。すると、黒く四角いものがおさまっている図がチェック可能なかと思います。それが「バッテリー」です。
劣化がひどいものだと、バッテリーが膨張してぱんぱんに膨れ上がっているものもあります。
これからそのバッテリーを交換していくのです。
バッテリーのネジを外す
バッテリーの取り外しには、バッテリー回りのネジを外さなければなりません。バッテリーを支えるネジが、5箇所とめられているはずです。これらを特殊ドライバーで外していきます。
背面と内部ではネジの種類が異なるため、ドライバーを変える必要があります。
コネクタ部分を取り外す
バッテリー回りのネジがとれたら、あとはバッテリーと本体のコネクタを外していきます。
この時気を付けてほしいのは、手で直接は触れない方がいいということです。静電気などが起こる可能性があります。
プラスチック製のカードを使ったり、ヘラのようなものがあればそれを利用してちょっとずつ持ち上げるといいと思います。
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Macのバッテリーを自分自身で交換する場合
Macのバッテリーを、安全に交換するコツはあるのでしょうか
以下のことに気をつければ、交換しやすいですし問題が起こることもそうそうないと思います。それぞれチェックしていきましょう。
テーブルなどにおいて作業する
作業をする時には、テーブルなどにおいて作業することをおススメします。ネジなどが置かれることもあるので、なるべく机の上に不必要なものをおかないことがおススメです。
安定した場所でおこなえば、失敗することもないと思います。安定しているなら、床でも大丈夫だとは思いますがなるべく散らかっていない場所でおこなうがおススメです。
部品などの紛失等に気をつけながら、作業をおこないましょう。
バッテリーの状態によってはネジ飛びに注意
バッテリーの状態次第では、ネジが飛んでしまうこともあります。
劣化したMacのバッテリーは、膨張していることが多々あります。膨張しているバッテリーの場合、内部のネジも止めているのが限界であることが多いです。
蓋を手で押さえつつ、慎重にネジを緩めていきましょう。膨張に負けたネジが、思わぬところに飛んでいってしまうかもしれません。顔などにネジが飛んできたら怪我をする可能性もありますし、ネジを失くす可能性も高まります。
ネジはちゃんと管理
Macのバッテリー交換でメインになるのは、バッテリーの交換というよりはネジの付け外しです。なので、ネジの管理には十分注意しましょう。
外面と内面でネジのサイズが異なるため、それぞれごちゃごちゃにならないよう分けて管理しておきましょう。どのネジがどこにはまっていたか、分かりやすく箱などにそれぞれ分けることをおススメします。
一緒に内部の清掃も
バッテリー交換のついでに、内部の清掃もおこなっておきましょう。特にファンの回りなどは、普段蓋が開けられることがないとはいえ埃が溜まりやすい箇所です。
静電気に気を付けて手袋などをつけながら、内部の埃を軽く掃除しておくのがおススメです。
内部をあまり弄りすぎてしまうと故障に繋がることもあるので、掃除も軽く、丁寧におこないましょう。中の金属部分などを、強くこすらないように気を付けてくださいね。
バッテリー交換自作と公式比較一覧
自分自身でバッテリー交換をおこなうのと、業者に頼むのではどう変わってくるのでしょうか
費用などの比較をおこなっていきましょう。自分自身でバッテリー交換をするかお悩みの人は参考にしてください。
費用、費用
基本的に、業者や公式のサポートにバッテリーの交換修理を頼むと、モデルにもよりますが10,000円以上の費用は確実にかかります。中には20,000円近くかかるMacモデルも。
それに対し、自分自身で交換することでかかる費用はバッテリー代のみ。バッテリー代も、安くて6,000円程度からと大分安いです。修理依頼を頼むよりも、半額以下でバッテリー交換を済ませることが可能です。
手間
手間に関しては、これは慣れにもよりますが一般的には自分自身で交換するのに30分程度といわれています。慣れればなれるほど、時間の短縮は可能と思います。早い方では、数分で終わるという方もいらっしゃるそうです。
これが業者や公式のサポートによるものだと、数日間は時間を必要とします。公式に預け、公式の作業を待ち、公式からの返却を待たなければなりません。場合によっては、1週間かかることもあると思います。
普段仕事でMacを使用しており、数日でも手放すのは難しいという方には自分自身での交換がおススメです。
技術
技術はもちろん、業者や公式の方が圧倒的に上です。その手のプロですから、自分自身でおこなうよりはもちろん安心安全と思います。
しかし技術といっても、おこなう作業はネジの付け外し程度なので、余程不器用でもなければ自分自身でおこなうのと差はあまりないと思います。
数日間手放すくらいなら大丈夫、という人は公式に頼むのが安心です。
保証
これは当然のことながら、業者や公式の方が圧倒的上です。自分自身でバッテリー交換をすると、保証の対象外になります。なので、動作不具合が起きる可能性などのデメリットについては十分に気をつける必要があります。
動作の不具合を起こさないためにも、バッテリーを購入する時に口コミのレビューなどはチェックしておきましょう。動作不具合の情報が多くのっているはずです。
ある程度安心可能な業者から購入すれば、問題はないと思います。しかし、保証対象外であることは忘れてはいけません。自己責任となるので注意は必要です。
Apple 正規サービスでのバッテリーサービス費用は?
自分自身でも簡単に交換が可能とはいえ、やはり最初は怖いと思う方もいるはず。自分自身でやるか、公式に頼むかで悩んでいる人は、Appleの正規サービスでのバッテリーサービス費用をチェックしていきましょう。
あとは費用との相談になるかと思います。参考にしてください。
11 インチ、13 インチ MacBook Air
まず最初は、11インチ、13インチ MacBook Airのバッテリー費用です。該当する人はチェックしていきましょう。
12,800 円
このモデルのMacのバッテリーサービス費用は、12,800円。10,000円以上で、ちょっと手をだすか迷う価格ですね。自分自身で交換すれば6,000円程度で済むと思います。
確実に動作の不具合などは起こしたくないという人は、公式に頼んだ方が良いかもしれませんね。
13 インチ、15 インチ MacBook Pro
続いては、13インチ、15 インチ MacBook Proのバッテリー費用です。該当する人はチェックしていきましょう。
12,800 円
こちらも先ほどと同じく、費用は12,800円。動作不具合など不安な人は、自分自身で可能な自信がないという人は頼んでみましょう。
12 インチ MacBook
続いて、12インチMacBookのバッテリー費用です。該当する人はチェックしていきましょう。
19,800 円
こちらは19,800円と少々お高め。約2,000円と、12,800円をさらに上回っています。動作不具合はいやだけど、この価格だと自分自身で交換しようか悩む・・・という方も多いのではないと思いますか。
13 インチ、15 インチ MacBook Pro Retina ディスプレイモデル
13インチ、15インチ MacBook Pro Retinaディスプレイモデルのバッテリー費用です。該当する人はチェックしていきましょう。
19,800 円
こちらも費用は19,800円とお高め。安心で確実なバッテリー交換をと考えている人は、やむを得ないのでこの費用を支払って修理依頼を出しましょう。
もしこの価格を出すのに戸惑う、という方であれば自分自身での交換を試してみるのもいいのではないと思いますか。
Macのバッテリー交換についての情報は以上になります。いかがでしたか?
自分自身でもバッテリー交換は可能なのです。
動作についても、手順どおりにやればそうそう不具合はおこしません。
もちろんそれも確実というわけではありませんが、費用の安さは魅力的です。
動作の不具合は、信頼可能な業者からバッテリーを購入することで大体は防げます。
それでも不安に思う人は多いと思いますし、動作不具合を含めほかのデメリットのことも考えながら判断してください。
自己責任となるので、その点だけは注意です。