引用http://www.suruga-ya.jp/product/detail/2L677
シリーズ「聖戦の系譜」前半の主人公であるシグルドは、
大国グランベル内のシアルフィ公爵家公子で、聖戦士バルドの末裔です。
家族は父バイロンと妹エスリンで、エスリンがシグルドの親友キュアンへ嫁いだあとは遠縁の少年オイフェや配下の騎士たちと暮らしていました。
しかし国の大半が出兵したイザーク王国との衝突の際、警備が手薄になったところを攻めてきたヴェルダン軍によって、隣のユングヴィ公爵家からシグルドの幼なじみエーディンがさらわれてしまいます。
エーディンを助け出すためにシグルドは出撃を決意し、そうして、彼の長い行軍が始まり、彼を襲う残酷な運命も動いていきます。
シグルドは進軍の過程で出会った美しい少女ディアドラと恋に落ち、彼女を妻に迎えます。
息子セリスも誕生しますが、暗黒教団によってつけ狙われていたディアドラが行方不明になり、さらにはいわれのない嫌疑をかけられ、国から反逆者の汚名を向けられます。
ディアドラを見つけ出し、真実を明らかにするために、シグルドは戦い続けるのですが…。
ジグルドの前にはいくつもの悲しみや苦しみが立ち塞がるけど、どんな時も先へ進んでいこうする。
戦場での強さも段違いで、最後まで彼を慕う多くの仲間たちに囲まれていた。
シグルドは非業の最期を迎えることとなりますが、彼の思いは聖剣ティルフィングとともに、息子セリスに受け継がれていく。
シグルドはその、いつでも自分の信じる道を貫こうとするところが魅力的なキャラクターだと思う。