方向音痴の原因
記憶力が悪い
過去に行ったことがある場所でも迷ってしまうのは、単に記憶力が悪いことが原因です。
道を覚えることができないので、どういうルートで行けばいいのか分からないわけです。
また、さっき通った道でも、逆方向からだと分からないといったこともあります。
これだと、同じ場所で何回も迷うことになるので、かなり時間が勿体ないです。
また、仕事で取引先へ向かう時などにも、何度も遅れてしまって信用を失うことにも繋がると思います。
なので、目印となるものを写真に撮っておくなどの対策が必要です。
空間を把握する能力が低い
目的地へスムーズに到着するためには、現在地と目的地の位置関係を把握しなくてはいけません。
でも、方向音痴の人は空間認識能力が低くなっているので、正しい位置を認識することができないわけです。
たとえば、東京タワーを目指して歩いていたとしても、右折や左折を繰り返すことで方角が分からなくなってしまいます。
なので、気付かないうちに真逆の方向へ進んでしまって、いつまでも東京タワーにたどり着けないといったことが起きてしまいます。
この空間認識能力は、女性よりも男性の方が高い傾向にあります。
空間を把握するのは右脳の役割ですが、男性は右脳だけで思考が可能なので空間を正しく把握可能です。
しかし、女性だと右脳と左脳の両方を使ってしまうので、情報が錯そうしてパニックになってしまうわけです。
注意力が乏しい
方向音痴の人は、周りに対する注意力が低いです。
なので、曲がるべきところを素通りしてしまったり、目印となる看板などを見逃してしまったりするわけです。
地図を見ても迷ってしまうのは、こういった理由があるからです。
このような人は、周りの景色などに注目せずに、自分自身が歩いている道しか見えていません。
なので、同じところをグルグル回っていても、気が付かないといったことになります。
おそらく、迷わないように必死になるあまり、周りが見えなくなるのと思います。
方向音痴を改善する方法
地図を頭の中にインプットする
事前に地図に目を通しておいて、頭の中で覚えておくことが大事です。
ネットで調べれば、すぐに地図を見ることが可能ですよね。そして、ルートをシュミレーションしてみましょう。
Googleのストリートビューなどで現場の写真を見ることも可能なので、イメージしやすいと思います。
スマホでも地図を見ることが可能なので、それを見ながら進んでも良いです。
家に帰ってからルートを思い出しながら地図を見返すことで、空間把握能力を高めることが可能です。
自分自身の記憶に残すことも可能なので、地図を見る習慣をつけるのは良いことです。
スポンサーリンク
迷ったら道を戻る
方向音痴のダメなところは、迷ったとしても直感で進んでしまうことです。
それだと、どんどん奥に入ってしまって、戻ることすらできなくなってしまいます。
なので、迷ったと思ったら、来た道を引き返すようにしてください。
自分自身が分かる場所まで戻ったら、そこからまた進んでいきます。
そもそも、方向音痴の人の直感なんて全くアテになりません。
街の中なら危険は無いかもしれませんが、山や森の中だったら遭難してしまいます。
適当に進むというのはリスクが高いことなので、いつでも引き返せるように準備をすることが大事です。
目印を覚える
新しい場所へ行くときには、何か目印となるものを覚えておきましょう。
建物や交差点などの目印があれば、迷う可能性が低いと思います。
たとえば、「あの赤いビルを左折する」と覚えていれば、真逆の方向へ進むことはありません。
ポイントとなるのは、動かない目印を見つけることです。
自動車や看板などを目印にすると、移動してしまうので方角が分からなくなります。
特に、看板はコロコロ新しいものに変わりますし、お店なども潰れてしまうかもしれません。
なので、交差点や信号などを目印にすると良いと思います。
こういったものであれば、何年先でも変わることなく存在しているはずです。
現在地と目的地の位置を把握する
方向音痴の悩みとして、「自分自身がどこにいるのか分からない」ということがあります。
現在地が分からなければ、目的地にもたどり着けないと思います。
友達に電話して道を聞こうとしても、現在地を伝える必要があります。
なので、大まかな方角の目安として、大きな目印を見つけることが大事です。
都内であれば、東京タワーやスカイツリーなどの目印がありますし、田舎の方であれば「あの山の方へ進もう」と考えることが可能です。
これができていれば、目的地までの距離感を掴むことが可能です。
あと何分で目的地へ辿り着けるかを予測することが可能なので、待ち合わせに遅れることも無いと思います。
空間把握能力を身に付ける
空間把握能力とは、平面を立体的に捉えたり、別方向から見ることが可能な能力のことです。
この能力が高ければ、道に迷ってしまう可能性が低くなります。
女性は空間把握能力が低い傾向にあるので、ちゃんとと鍛えられるようにしないといけません。
方法としては、家周辺の地図を用意して、それを元に実際の風景をイメージします。
家の周辺だったら、道を詳しく覚えているはずです。
色々な角度から地図を立体化することで、空間把握能力が高まっていくと思います。
これがスムーズに可能なようになれば、道に迷うことも無くなるはずです。