人格者が備えている特徴
人の悪口を言わない
人の悪口を言わないのも特徴です。その場のノリで、その場にいない人の悪口を言う人も多いと思います。
ですが、人格者は黙って聞いていたとしても、自分自身も悪ふざけで他人の悪口を言ったりすることはありません。
いつも穏やか
人間なので、何かをきっかけにイライラしたりすることもあります。
思わず八つ当たりをしてしまうこともあると思います。ですが、人格者はいつも穏やか。
まさに、神さま・仏さまといわんばかりに、いつもニコニコしていて穏やかに人に接することが可能なのです。
誰に対しても公平に接する
人格者とは、道徳的に優れている人。なので、年齢や性別、人種といったことを気にせず、誰に対しても公平(平等)に接します。間違っても、上司にこびを売って、部下にはつらく当たるなんてことはしません。
偏見がない
「最近の若者は……」とか「やっぱり女は……」という言葉は、ネット上でも現実社会でもよく見かけます。
しかし、人格者はそんな偏見をもちません。
自分自身の目で見て、接した相手の言動だけを頼りに、相手を評価します。
色眼鏡で人を見るようなことをしません。
うわさ話を信用しない
偏見がないのと同じで、うわさ話を信用したりしません。うわさ話は尾ひれがついて、誇張されることも多いもの。また、ときには人を陥れようとする悪意のあるうわさ話が広がっていることもあります。
人格者は、実際に自分自身で聞いたり見たりしたことで、相手を評価する傾向があります。
人格者になる方法
向上心をもつ
まずは、自分自身のためからスタートしてもかまいません。
自分のため、そして将来的には人の役に立つために、知識や技術を身につけるようにしましょう。
心に余裕をもつ
簡単なところでいえば、まずはストレスをためず、心の余裕をもつこと。
イライラしていると、どうしても人に厳しく当たり、自分自身を優先してしまいます。
リラックスして、穏やかな心でいられるようにしましょう。
他人を優先する
自分自身よりも困っている人がいたら、その人がどんな人でも助けてあげられるようになりましょう。
そのときは、決して見返りを求めてはいけません。
相手の立場で考えるにする
相手が何を考えているのか、相手が何を求めているのか、常に相手の立場になって考える習慣を身につけましょう。
簡単なところでいえば、自分自身がされて嫌なことは人にしないとか、自分自身がその人だったらどう感じるかなどを考えるようにするといいかもしれません。
約束やルールを守る
社会のルールはもちろんのこと、友達や恋人とした約束は必ず守るようにしましょう。
仕事が忙しいなんていう言い訳は、もってのほかです。